10代～40代の10名の方にお集まりいただき、ふれんどりーKOBEが調べたHIVのことを発表し、勉強会を開催しました。
今回はエイズ・HIVの、特に、病理と社会にテーマを絞りスライドにまとめて発表しました。また、社会のテーマではご参加いただいた皆様と意見交換を行いました。
テーマ１：エイズ・HIVの病理
そもそもHIVとは何か、HIVの感染、増殖の流れの説明、治療薬がどのようにエイズを防いでいるのかを図を交えて説明しました。また、HIV感染が完治しない事やと継続的な服薬による治療の必要性、服薬中断のリスクを解説しました。
テーマ２：社会・HIVに感染している人の生活
ふれんどりーKOBEのスタッフがFutures Japanの統計結果の資料(※1)を読み解き、HIVに感染している人がどのような生活や思いを抱いているのかを読み解き、治療に対して不安に感じる事柄を抽出し、その対策アイデアについて解説しました。その中で特に地方に住む感染している人のプライバシーの問題について、小さなコミュニティの中で如何にしてプライバシーを守ることが出来るのか、勉強会参加者の方々からも意見を出していただきました。
※1・・・HIV感染者を対象としたweb調査を基にした統計資料
まとめ
勉強会を終えて、参加者からは「HIVについて、今まで分からなかった深い内容まで知る事が出来た。」「(社会学の内容を聞いて)感染している人に限らず共感出来る部分があった。」などの感想がありました。また、「専門用語がわからない所があった。」といった意見もいただきました。
これらの声を参考にさらにわかりやすい内容、皆さんが興味を持てるような内容、ふれんどりーKOBEが伝えたい内容を精選し、エイズ・HIV勉強会を更に良いものにしていきます。
参加頂いた皆様、本当にありがとうございました。