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虹コラム(2) 「差別とどう向き合うか」

性差別や人種差別、障がい者差別、疾病による差別など、新聞・ニュース、または著名人がSNSで発信し、差別に対する社会的な関心が高まっています。
「差別はダメ」、というのは当たり前のことですが、私は差別がなくなることはないと思います。

普通と差別はなくならない

例えば、見たことのない容姿の人に突然遭遇したり、聞いたことのない言語で突然声をかけられると、「怖い」と感じるのではないでしょうか。
知らない人に声をかけられたら少し身構える人もいるでしょう。

つまり、日常的ではないもの、自分とは異なるものは、普通ではなく、よくわからなくて怖いのです。この「怖い」という感情は差別の要因のひとつになります。

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虹コラム(1) コロナ禍から考える「実感」

この1年近く、毎日のようにコロナウィルスのことを見聞きします。お出かけを控えたり、慣れないテレワークに挑戦したり。この状況から抜け出すには、感染防止の取り組みが不可欠だけど、どこか他人事のように感じている人、多いんじゃないでしょうか?

「私の身近に感染した人っていないし…」と実感がないのは当然で、例えば神戸市のコロナウィルス患者は、累計約15000人(2021年6月8日時点)。神戸市の人口がだいたい150万人ですから、割合だけで言えばまだそのおよそ1%です。これは100人の人と会って、そのうち感染している人が1人いるかいないか。日頃から100人もの人に会うことはなく、「コロナ感染を自分事に感じろ!」というのは無理がある気がします。

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