虹コラム3.友達の作り方

 ふと休日の電車の中、Twitterで友達募集しているアカウントを見つけて、友達が多い人と少ない人の差って、本人は気づかないところであるよなと、ふと思ったので、虹茶房や虹ちょうちんを通して感じたことをコラムにしてみました。

「はじめまして」の見た目は重要

 友達は、粘土をこねて作るものではありません。相手があり、「はじめまして!」で嫌悪感を持たれないことが大切です。つまり、第一印象の印象が悪くないことが、最低限ポイントになります。そのためには、服装、話し方や仕草、匂いなど、いくつか気を付けたほうがよい点があります。

 なにも、特別に高い服を着て、髪の毛をセットして、ビシッとメイクをする必要はありませんが、はじめての人に会う意識は持っておきましょう。また、気を付けていても、気づかないポイントがあるので、美容師さんや服を買う時の店員さんなどにアドバイスをもらうといいと思います。

突然友達にはなれない

 「はじめまして」と挨拶した瞬間に友達になれる人はいません。何度も会って話していくうちに、お互いを知り、仲良くなれる・なれない、がでてきます。なので、自分の気に入ったイベントや場所に足繁く通ってみましょう。同じ人と何度も会って、顔馴染みになって、何かのきっかけで言葉を交わして、というステップが必要です。

 よくあるのですが、「友達が欲しくてきました」という方に限って1度しかお目にかかることはありません。スーパーや百貨店で買い物をするような感覚では友達はできません。時間をかけて、関係を作るものです。

黙っていても話しかけられます

 「自分から話しかけるのはちょっと」という人は多いと思います。ですが、ずっと黙っていても、そのうち誰かに話しかけられます。その時に適切に受け答えできるように、周りの話は聞いておきましょう。話しかけられるのは友達になれるチャンスです!話しかけられたら、気取らず素直に話してみましょう。

 初めましての人同士の会話は続かないのが当たり前です。話が途切れたら、今、目の前にあるものを話題にしてみるといいでしょう。また、仕事や恋愛、sexの話は誰とでも共通する話題なのでそういった話をしてみるのもいいと思います。

友達ができやすい場所

 「はじめまして」のシチュエーションは、バーやイベントで隣り合う出会いと、居合わせる友達のお連れさんとしての出会いがあります。後者の方が友達になれる確率は高そうです。だとすると、友達がよくいる場所に自分がいれば、自然と友達は増えそうです。

 既に書いていますが、自分が気に入った場所で、友達ができた場所が、友達が増える場所ということになります。

 いろんな場所に行くのもアリですが、いくつか足繁く通う場所があった方がよさそうです。
ふれんどりーKOBEが定期的に開催している虹茶房や虹ちょうちんでも、新たにお友達ができた人がたくさんいます。

友達100人できるかな?

 数少ない友達と休日を楽しむ人もいれば、友達100人いる人もいますが、前者の方が多いように思います。友達の数が多い人は人気者だし楽しそうに思いますが、その分悩み事やトラブルも多いようです。たまにでも、「また会いたいね」とお互いに思える友達がいて、そこから人の輪が広がっていくと良いですね。

さて、今日も友達探しに

 いかがしょうか?友達を作りたい、増やしたいみなさん、週末やお休みの日には、馴染みの場所の顔馴染みを作りに少し外出してみることをお勧めします。ぜひ虹茶房・虹ちょうちんにも遊びに来てくださいね。

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しゅん について

LGBTやHIVに感染している人について「社会に少数者の幸せと居場所を作る」活動を2006年から開始。 訴え、勝ち取るよりも、「ともに幸せに暮らす」をテーマに様々な活動を展開。 ふれんどりーKOBE 代表 虹茶房 主人 虹ちょうちん 主人 好きなもの: アート、クラフト、料理とお酒、音楽(クラシック)、いきもの。 ひとこと: 人見知りだけどみんなの輪に入りたい! Twitter:@shun_fk instagram:@shun.f.kobe