インターネットなどでHIV/エイズに関連する記事を読むと、前提となる感染症やHIV/エイズに関する知識がなければ理解しにくいものがります。ここでは、理解の前提となるような事項について説明します。
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「調査・研究」カテゴリーアーカイブ
AIDS STUDY「エイズ・HIV勉強会」2018.01.14
10代~40代の10名の方にお集まりいただき、ふれんどりーKOBEが調べたHIVのことを発表し、勉強会を開催しました。
今回はエイズ・HIVの、特に、病理と社会にテーマを絞りスライドにまとめて発表しました。また、社会のテーマではご参加いただいた皆様と意見交換を行いました。
HIV/AIDSについて
ふれんどりーKOBEは、2018年1月14日にAIDS STUDYの一環として、ふれんどりーKOBEが開催するイベントへ参加する人たちを対象に、勉強会を開催しました。
予防啓発や、感染している人への理解を広める啓発はよくありますが、今回は
- HIVがどうやってヒトの体の中で感染し増殖するのか
- 治療に使われる抗HIV薬はどのようにウイルスの増殖を阻止しているのか
という2点をテーマにしました。その内容をご紹介します。
HIV治療の通院負担とプライバシー不安に関する勉強会
2018年1月14日にふれんどりーKOBEは、HIV理解促進を目的とした勉強会を開催しました。虹茶房に参加いただいている方をご招待して、病理学と社会学という異なる2ジャンルについて発表し質疑応答を行いました。
本投稿では、社会学のテーマから「HIVの治療における通院の時間的負担」や「医療支援手続きにおけるプライバシーの不安」についてフォーカスし、HIV陽性者対象のウェブアンケート調査結果をひもときながらご説明した内容を紹介します。
なお、(*出典)としているデータは、「グラフで見る「Futures Japan 調査結果」~HIV陽性者のためのウェブ調査 第1回(2013年7月~2014年2月)」より引用したものです。
目次
- HIVの治療を受ける人たちの就労
- HIVの治療を受ける人たちの通院・服薬
- HIVの治療を受ける人たちへの医療支援制度
- HIV治療を地元で受けることへの不安
- まとめ
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自立支援医療に関する勉強会資料 第1版
HIV感染後の生活ってどんな
HIVの検査を受けましょう。こんな呼びかけがHIV啓発の場ではよくあります。ですが、HIV感染の不安が大きい人ほど、検査を受けにくいと考えられます。治療費のことや、仕事を継続できるか、差別的なレッテルを貼られる扱いを受けないか、などなど。特にゲイの人にとって、性生活はどうなる?恋人はつくれなくなる?など不安はとても多いことでしょう。
HIV治療開始後は、「身体障害者手帳」に基づき、様々な支援を受けることができます。どんな制度があって、どんな生活をすることが出来るのかが分かると、少しでも感染後の不安を軽減し、検査に行きやすくなるようになればと考え、支援制度について調査を行いました。
すると、国や中央省庁が国レベルで行っているものや、地方自治体が提供する地域レベルで行っているものがあることが分かりました。またそれらは様々な制度と関係し、多岐にわたっていて複雑なものでした。受けられるプログラムの内容も地方によって異なるようです。ふれんどりーKOBEでは、そういった制度を知るための調査と、結果の共有のための勉強会を行いました。その際の資料を公開します。正直、中身は言葉が難しいです(笑)。
PrEPのこれから
2015年のエイズ学会から2か月後の2016年2月7日、関西のHIV対策に関わるコミュニティセンター・行政・CBO(Comunity Based Organization)の有志によって新たな予防戦略に関する意見交換会が開かれ、その中でPrEPの是非についても話し合う機会がありました。また、HIV治療に長年取り組まれている熊本大学の松下先生が参加され、PrEP推奨の根拠となる実験やPrEPのターゲットに関する最新情報について解説いただきましたのでその様子をレポートします。
はじめてのエイズ・HIV
エイズやHIVという言葉は知っているけど、どんなものかはあまり知らない。という方を対象にHIVの基礎的なことを説明します。ふれんどりーKOBEのHIVに関する記事を読んでみたけどあまりよくわからない、といった方にもぜひ読んでいただきたいと思います。
ジェンダーについて語り合う
神戸市内で開かれたジェンダーをテーマにした座談会に参加してきましたのでご紹介したいと思います。LGBTの活動をされている方や関連団体ではなく、ノンケ(=LGBTではない人たちのこと。ストレート。)が主催されており、ノンケが考えるジェンダーについて知る良い機会だと考え、参加してみました。